Tel

和室はつくるべき?その判断基準を解説!!

こんにちは!stylecasaの山本です。

家づくりについて考え始めた時や、間取りについて考えている時に『いる?』『いらない?』と悩みがちな『和室』。洋風のライフスタイルがすっかり定着した日本において、『和室で生活したことがない』という方が増えてきております。だからこそ『和室を作るべきかどうか?』の判断が難しくなっているのかも知れません。そこで今回は和室についてお伝えしていきたいと思います。

和室の使い方について

まず、そもそも和室とは何なのか?

『和室』とは、日本の伝統的な部屋のこと。

古くは鎌倉時代からその形になったとされています。

素足で歩いても気持ちが良い畳が敷き詰められ、また日光を柔らかく採り入れる障子やふすまで仕切られているのが特徴です。

実は和室にも種類があり、格式の高い『真』、真を少し崩した『行』、自由で居心地の良さを重視した『草』という3種類に分けられます。

現代の日本の住宅でが『草』タイプの和室が取り入れられることが多いです。

■和室にはリラックス効果がある??

畳に使用されている『い草(藺草)』の香りは科学的にもリラックス効果があると実証されています。もともとい草は病気の治療などに使われる薬草として海を渡って日本に伝わってきたといいます。

い草に含まれるフィトンチッドという成分は殺菌作用や防腐効果があるだけでなく、精神を落ち着けるリラックス効果もあるといわれています。さらにストレス軽減効果があるというバニリン、鎮静作用や不眠症に良いとされているα-シペロンといった成分も含まれており、心を癒す効果が高いといわれています。

さらに畳には抗菌作用もあるので、菌の繁殖などをある程度低減させる効果もあります。

■和室の使い方・スタイルについて

和室と言っても、作り方・スタイルがいくつかありますよね。完全に独立した和室もあれば、リビング横などに設置するオープン型の和室もあります。さらに、小上がりにしたり掘りごたつにしたりといった選択肢も。『何のために和室を作るのか?』が決定したら、次は『どんな用途で活用したいのか?』。限られたスペースや間取り、予算のことも考慮して、あなたのライフスタイルに合った和室を叶えていくと良いかと思います。ここでは和室のスタイルについて一例を紹介したいと思います。是非ご参考にしてみてください。

・独立型の和室

その名の通り、独立した1つの部屋として和室を確保するスタイルです。客間、寝室、子ども部屋や書斎、親御さんと同居するためのスペースなど、さまざまな用途で使用することができます。

・オープン型の和室

近年人気のあるスタイルのひとつ。リビングやダイニングキッチンスペースから続く間取りで畳などの和室空間を取り入れていきます。家事スペースや子どもの遊び場、お昼寝スペースなどで気軽に活用できるのが魅力です。また、ロールカーテンなどで簡易的でも仕切れるようにしておけば、独立型の和室のような用途でも十分機能します。

・小上がりの和室

こちらも近年人気のスタイルです。床を1段上げて設置する和室空間で、リビングやダイニングキッチンの近くに設置される方が多いようです。小上がりにすることで、空間のアクセントや開放感につながりますし、床の段差部分を利用して引き出し式の収納スペースなどを設けることもできます。ポイントとなるのは小上がりの高さ。一般的には20~40cmとされていますが、用途や使用頻度を考えて、綿密に高さの調整をしてみてくださいね。

・掘りごたつ式の和室

掘りごたつ式の和室も人気があります。ダイニングスペースとして活用できるのはもちろんの事、友人を招いての食事やお酒の席が好きな人なら『家に居ながら居酒屋気分』を楽しめます。畳や木の板などで専用の蓋を作っておけば、フラットな和室にも早変わりします。布団を敷いて寝室にすることも可能なので、汎用性が広がります。

◆畳コーナースタイル

『部屋まではいらないけど、畳のあるスペースは欲しい』という方には、リビングなどの部屋の一角に畳コーナーを設置するという方法もあります。このスタイルなら、間取りや家全体の雰囲気を崩さずに、気軽に和室空間を取り入れることができますよ。とは言え、あまりにも狭い畳コーナーにすると『ただ畳があるだけ』で使い勝手が悪くなりますので注意してくださいね。

メリット・デメリットについて

和室のスタイルなどについてご説明させて頂きましたが、実際メリット・デメリットとしては何があるのか?気になりますよね。メリットとデメリットについてまとめてみましたのでご覧ください。

【メリット】

  • 活用できる幅が洋室より広い。

コタツやテーブルを置けば居間になったり、布団を敷けば寝室になったりと様々な部屋として活用できるのがこの和室。フローリングに比べ、畳で床が柔らかいので直接座って洗濯物を干したりなど作業スペースにも早変わりします。

  • 畳が湿度調節に優れている。

畳の素材である藁や藺草は吸湿性に優れており、湿度が高い時に湿気を吸ってくれるだけでなく、湿度が低い時には湿気を放出してくれる特徴があります。畳があることで室内の湿気を調整してくれる、高温多湿な日本にとってはありがたいですよね。

  • 藺草の香りでリラックス効果。

『畳のにおいが好き』『落ち着く』という方、よくいらっしゃいますよね。私もその一人です。科学的にも、畳のにおいでリラックス効果が証明されているそうです。藺草に含まれている成分には殺菌や防腐効果があり、森林浴のように精神を安定させるリラックス効果があります。また、ストレスを軽減させる効果を持つ成分や鎮静作用や不眠症に良いとされる成分なども含まれていて、心を癒してくれる効果が高いそうです。

【デメリット】

  • キズが付きやすい。

繊細な繊維はとてもデリケート。同じ箇所に負担をかけ続けると、負担がかかった部分が傷んで目立ってしまいます。例えば、勉強机を畳の上に置いていたら、移動させるとそこだけ凹んでいたり痕が付いてしまっていますよね。

  • カビやダニの温床になりやすい。

繊維の隙間に人のフケなどが溜まりやすく、カビやダニの栄養となってたくさん住み着いてしまう可能性があります。その場合、アレルギーになってしまうこともあるので注意が必要です。

  • 管理が大変。

畳の日焼けや襖の劣化のため、定期的に張り替えが必要となってきます。長年放置していらっしゃるご家庭もあるかと思いますが、本当は衛生的にもリラックス効果的にも5年1回程度のスパンで張り替えを行うことが大切だそうです。お掃除も掃除機だけではなく、ハンドクリーナーで上部の埃を落としたり畳の繊維に沿ってホウキで掃くことが綺麗に保つ秘訣です。

和室を取り入れる際のポイント

メリット・デメリットをあげさせて頂きましたが、ここではより満足のいく和室を取り入れるためのコツについてお伝えします。

・LDKとひとつながりにする。

キッチンやリビングにいながら、お子様がお昼寝をしたり、遊んだりしている姿が見られると安心ですよね。

子ども部屋としても利用するなら、LDKと和室はひと続きにするのがオススメです。

ただし客間として利用したい場合は、和室が独立した空間にあった方が生活感を感じられずに済むメリットもあるので、ふすまや障子で仕切れるようにしておくのがいいでしょう。

・小上がり和室にする。

『小上がり和室』とは一段高い位置にある和室スペースのことです。

腰を掛けて座ることも出来るので、ソファー代わりに使うこともできます。

和室が完全に独立しないので、プライベートな空間はある程度確保しつつも、家族の気配を感じやすいです。

・和洋のインテリアになじむようにする。

和室をつくるかどうかのお悩みの一つとして、インテリアがちぐはぐにならないかという不安があります。隣接する部屋とのインテリアに調和するよう、壁紙や仕切りを工夫しましょう。手段としては下記のようなものが挙げられます。

・仕切りをルーバーやロールスクリーンにする

・畳の色を薄い緑やグレー、茶色にする

・畳の形を正方形にする

などなど、、、、

少し壁紙の色味や質感をかえたりするだけでも雰囲気が変わってきます。

さいごに

今回は和室についてお伝えさせて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?

和室には意外と知られていなかったメリットがあります。

洋室に負けず劣らずの良さがあるということを知って頂けたら幸いです。

ですが、お家に和室が必要かどうかは、自分のライフスタイルにとってメリットになるかどうかを考えることが重要です。『なぜ和室をつくるのか?』その理由を明確にし、それによって間取りや大きさを決めましょう。無理なく和室を取り入れることで、癒しの空間効果を最大限に活かして下さい。また、分からない事などあれば、住宅会社と相談をしながら進めていきプロの意見を踏まえてどうするべきか考えていくのも良いかと思います。

New!
最新の記事

Tag list
キーワードから探す

Category list
カテゴリー一覧