【建築基礎知識】知っておきたい階段の種類と名称。実は家の主役【いまさら聞けない】

注文住宅、新築住宅、建て替えを検討中の皆様、こんにちわ!!スタイルカーサです!
今回は階段についてのお話を書かせていただきたいと思います!2階建て以上のお家なら、必ずプランニングされる『階段』ですが、その階段にはどんな種類、おさまりでどんな名称・呼称なのかご存じでしょうか?

実はこの階段作り方でプランニングが大きく変わります。新築の設計内容であるプランの心臓部が階段の設け方で決まると言っても過言ではないのです。
住宅に設置する一般的な階段の形状は、主に4種類あります。その4種類の中で一番適していると思われるものを、リビングや玄関ホールに組み合わせて間取りを作り、部材や素材を選定して配置しデザインが決められていくのが一般的な流れです。プランニングする際に気を付けたいことはこちらを参考にしてください↓↓


例えば先に理想的なプランが決まって、のちに階段の形状だけを変更したいというのはなかなか難しい場合もあるので注意が必用です。
階段の設け方の基本的な考え方を把握しておくと、家づくりの満足度はぐっと高まり、選択肢が広がります!カッコいい階段を見せ場にした家づくりも素敵ですね。

ということで、今回は『階段』をテーマに注文住宅を作る時に役立つコラムを書いていきます

浜松市で注文住宅、新築、建て替え、住み替えを検討中の方はスタイルカーサのモデルハウスを見学しに行ってみてください!!素敵な鉄骨階段を見ることができますよ!!受け付けはこちら↓↓

階段の種類はどんなものがあるの?名称も教えて!

階段のカタチの種類は主に『直階段』、『かね折れ階段』、『折り返し階段』、『らせん階段』の4種類に分けられます。何となく想像つきますか?

各種類の特徴をお伝えしたいと思います。

【直階段】

直階段は、その名の通りまっすぐな直線型で折り返しがなく上がっていく階段で別名【鉄砲階段】とも呼ばれます。玄関とリビングとの間に設置することが多く、自然な形で生活空間と来客空間を分けることができます。2Fリビングパターンのプランと相性が良く、スタイルカーサでも頻繁に使われています。

直階段のメリット

・プラン的に省スペースで造れる上シンプルなかたちのためコストが安く済む。

・昇り降りの足を運ぶテンポが変わらないため躓きにくい。

・直線のため家具家電の搬入等がしやすい。

・鉄骨で造るスケルトン階段との相性が良い。

直階段のデメリット

・躓きにくいが一度躓くと一直線に下まで一気に落ちてしまう危険がある。

・踊り場などが作りにくい。

・急勾配に注意が必要。

【かね折れ階段】

かね折れ階段は途中でL字型に折れている階段です。

踊り場で直角に横に折れている階段です。踊り場がある分、直階段より安全性は高めです。

メリット

・途中で90度向きが変わるため、足を踏み外しても手で壁を抑えれば止まることができる為、安全性は高い。。

・踊り場が取りやすいのでゆったりとした階段になる。

・建物のどこに上がってくるのか選択肢があるのでプランに柔軟性が出る。

デメリット

・直線階段よりも微差だが面積が必要。

・90度折り返す必要があるため大型の家具家電等の運び込みが困難。

【折り返し階段】

折り返し階段は、かね折れ階段とよく似ています。かね折れはL字型ですが、折り返しはU字型と考えると解りやすいかもしれません。

踊り場で180度折り返す階段となっており、踊り場が広く取れる為、転んだ時に一気に下まで落ちてしまう危険性が少ないです。

メリット

・途中で曲がるため直階段に比べ安全。

デメリット

・折り返しの分だけ直階段に比べて広い面積が必要。

・同じく直階段に比べコストがかかる。

・二階への荷物の搬入が難しい。

【らせん階段】

柱を軸に、螺旋状にステップを上がっていく形の写真などで見るお馴染みの階段です。

全体は円柱状であり、圧倒的な存在感と直線の階段に比べてスペースを確保できるのが大きなメリットです。

メリット

・おしゃれで個性的な雰囲気になる。

デメリット

・形が複雑でコストが高くなる。

・ステップの中心に近いほど踏むスペースが狭くなる。

・構造計算が難しく施工難易度も高い

さらに細かく定義すると、、、、リビング階段かホール階段どっちがいい?

住み心地を直接左右する階段の配置では、主に『ホール配置』と『リビング配置』の2つに分けられます。それぞれの特徴と、メリットとデメリットをお伝えします。

【ホール階段】

ホール階段は、玄関ホールや通路廊下に設置した階段の事です。

パブリック空間、プライベート空間をしっかりと分けることができるため、
家族それぞれのプライバシーを重視する方向けです。

■ホール階段のメリット

・冷暖房の効率が良い。

・プライバシー性が確保される。

■ホール階段のデメリット

・家族とのコミュニケーションがとりづらい恐れがある。(リビングを通らなくても部屋に行けてしまうため)

・寒暖差ができやすく廊下が寒い。

【リビング階段】

リビング内に設置された階段をリビング階段と言います。

リビングを通って2階に上がる形になるため、自然と家族が顔を合わせる頻度が高くなります。コミュニケーションの機会を強制的に増やすことで家族間のコミュニケーション量を増やします。吹き抜けと相性が良いので、組み合わせて採用を検討しましょう。明るくて開放的な空間を創る事が出来ます。

■リビング階段のメリット

・家族とコミュニケーションがとりやすくなる。

・リビングが開放的で広く感じられる。

・階段がアクセントになる。

・家全体が暖かくなり、部屋間の温度差が無くなる。(冷暖房がリビングから全体へ広がるイメージ)

■リビング階段のデメリット

・プライバシー性に欠ける。(思春期で難しい時期のお子様がいると会いたくないこともあります)

・暖房の熱が2階へ逃げやすく部屋が暖まりにくい。(2Fリビングだと全く問題ないです)

・臭いや音が2階へ伝わりやすい。(こちらも↑同様です)

階段のタイプの名称

ここまでは階段の形状と、配置場所についてお話ししてきましたが、さらに階段のタイプのご紹介をします。階段の形状、配置、種類を検討していくとより求める建物のイメージが作れると思います。

このタイプの違いは階段自体をかっこよくするのか機能性を持たせて重視するのかで選択肢が大きく変わってきます。階段を一つのインテリアと捉えるのもポイントですね。

壁付けタイプ

「壁付けタイプ」は、階段に面している壁に手すりを設置するタイプです。

日本で採用されている階段では最も多いタイプと言えます。

手すりを鉄骨にしているタイプなどもあり、部材の選定によっては主張する感じのおしゃれさを演出できます。それ自体の構造は単純で、コストとしての建築費は安価といえます。

壁に囲まれた階段配置の場合は、手すりを設けないこともありますが、お子様やご年配の方がいる家庭の場合は付けた方が無難です。

オープン(シースルー/スケルトン)タイプ

「オープン(シースルー、スケルトン)タイプ」は、階段自体に直接手すりがついていて、階段の奥が遮蔽物が無いので見えるタイプです。

奥行きを感じさせつつ、家の中に光と風が通り、開放感が生まれておしゃれな印象を作る事が出来ます

スタイルカーサの提供するvacancesシリーズでは標準仕様となっているので、追加費用が無く使うことができます!
上の写真はシースルー階段の中の一種で壁の片側だけで持たせ支える階段を別名「片持ち階段(フローティング階段)」とよび、オープンタイプの手すりを組み合わせると、より解放感が生まれます。

箱階段

一般的に家の階段と言われて想像するのはこのタイプでしょう。踏み板の下に蹴込(けこ)み板が付いている普通の階段タイプが、「箱階段」です。名前の通り、箱が積み重なった様に見えるのが特徴です

住宅においては最も多いタイプで、こちらもスタイルカーサでは標準施工できます。
シースルー階段が下が見えすぎて怖いと感じる方などにはお勧めです。
階段下のスペースを有効活用して収納に使うこともできます。

また、上がりきった位置をトイレと組み合わせてスペースを有効活用するという使い方も多く見られます。階段周りにトイレがある場合が多いのは上下で排水を効果的に集める意味もあります。

◎箱階段を効果的に設置するポイント

別名ボックス階段とも呼ばれる箱階段は、階段のパターンの中でもよく見かける階段です。
配置や使い方の工夫の仕方は様々で、階段下部分を「階段下収納」「1Fトイレ」として活用するパターンもあれば、洗面室などにしてしまうやり方もあります。

当然階段の下なので、内部の天井が斜めに見えることになりますが、ドアをつけて見えなくしてしまえばすっきり収まるのでお勧めです。

階段の下のスペースは何も考えないとデッドスペースになってしまう空間です。
収納やトイレ、造作棚付ワークスペースや、ペットスペース等工夫して有効活用してみてください。
ヌックなどにして、ハリーポッターの部屋風にするのも面白いかもしれませんね!

◎箱階段で使えるおしゃれ見せテクニック

  • 蹴込み板や踏み板の素材の選定を工夫しよう

箱階段は普通の規格品を使ってしまうともったいない仕上がりになる事が多いので、無塗装板等で施工し、素材感を楽しむ作り方がお勧めです。蹴込板の色味によっては圧迫感を感じてしまうこともあるので、「踏み板」と「蹴込み板」の色は考えて選択しましょう。

床のフローリング部材がオークやチェリーだった場合、色を合わせるのがお勧めです。
「踏み板」と「蹴込み板」を暗めにしてしまうとまとまりに欠ける場合もあるので注意が必用です。同ダークウォルナットなどを使いたい時は注意して選んでください。
コントラストが付きすぎるのも良くないですが、色味は好みがあるので飽きが来ない明るめをお勧めします。

  • 手摺もアクセントに!

手摺はアクセントとしての魅せ効果もあり、素材や色合いによっておしゃれに見えます。
マットブラックのフラットバーアイアン素材の手摺が人気で、スタイリッシュかつ、モダンな雰囲気を作れます。

  • 壁を作らずにオープンの要素も盛り込む

直階段、かね折れ階段の箱階段にすれば片側の壁を部分的になくせるので抜け感を演出できます。vacancesシリーズでは2Fリビングが多いので解放感と抜け感、2Fからの光の落とし込みがいい感じなので、明るさも確保できます。

オープン階段

蹴込み板がなく、向こう側が見えるタイプが「オープン階段」です。

光や風を通し、圧迫感がないので、抜け感抜群です。リビング階段としても有効ですし、ホール階段でも有効です。デザイン重視の方にはお勧めですね。解放感を求める方にも人気です。

◎安全性のためには工夫も必要

「蹴込み板がない・手摺側もオープン」といういわばフルオープン型階段は、視線が抜ける上、光も確保でき、開放感も抜群です。見た目のデザインは一番お洒落と言えます。

ですが、心配になるのは「お子様が隙間から落ちないだろうか」という点です。

実際踏板からの転落はあり得ないのですが、手すりというか二階のホールの柵から落ちることを防ぐための防止用のネットを検討していただくことが多いです。「万が一」を考えてお子様が小さなうちは取り付けておく方も多いです。安心安全のための配慮ですね。

転落防止のネットは後付け施工なので、お子様が成長して不安がなくなったら取り外せばよいというお手軽感もあります。

「おしゃれな空間にしつつ」オープン型階段の安全面も考慮の上、選択するといいと思います。
お子様の対応もそんなに難しくないので、諦める必要はありません。
ハイハイの年頃であれば、階段内に侵入しないようにゲートを付けるなど対応すれば問題ないです。

◎オープン型階段の下もこだわってみよう!?

オープン階段の下にはさまざまな使い道が考えられます。
最近では、ワークスペースや洗面化粧台を取り入れる方も増えています。
ちょっとしたヌック的なおこもりスペースもいいですし、照明や遮蔽にも工夫をすれば作業スペースとしても集中できそうです。
階段の下ということを忘れそうなくらい、居心地の良い漫画喫茶的な空間もいいかもしれませんね。

階段部材の名称

踏み板・段板

踏み板または段板と呼ばれる部材は足を乗せる部分の呼称です。
踏み面(ふみづら)が場所や長さをさすのとは違い部材そのものの名称です。

木造住宅の場合は、通常は堅木や集成材で作られ厚みは3cm程度が多いです。
段鼻(だんばな)の付近に滑り止めの溝を加工してあるものもあるし、ノンスリップの部材を貼り付ける場合もあります。

蹴込み板(けこみいた)

蹴込み板とは、段板と段板の間にある板部材です。

通常施工の場合は蹴込み・鼻の出を取って少し奥まったところにあります。

木造住宅の場合は、上の段板に大入れを(大入れ:材のすべてを彫りこんで差し入れた構造)下の段板にそば当てを(そば当て:材の繊維と平行な方の端「そば」につけること)、ネジ止めで施工します。

桁・側桁・ささら桁・桁板

桁・側桁(がわげた)・ささら桁・桁板は全て段板を支える部材の名称で上下に繋いでいます。

それぞれの名前の違いは、厳密にいうと無いですが一応次のようにまとめられています。

桁:桁は支えるものと言う意味の言葉で英語ではbeam:ビームと呼ばれます。
重要な横架材(おうかざい)(梁(はり):garter:ガーター)とは異なります。

側桁:サイド面にある桁で横から階段を支える桁です。

ささら桁:ささらと略される場合もあります。語源は不明ですが、段板や蹴込み板を大入れする溝が彫りこんである桁の事をさします。一方で側桁と同じ意味でも用いられますが階段の端にあるものでない部分にあってもささら桁という場合もあります。

桁板:文字通り板状の桁で、階段の途中にある桁のことを指す場合が多いです。

すべりどめ・ノンスリップ

 すべりどめ・ノンスリップは、階段から転倒することを防止するために、階段の段鼻に設けるものです。最初から付いていることが多いです。

寸法等の名前

階高(かいだか)

1Fの床面から2Fの床までの垂直方向の高さのことです。誤解されがちですが、階段の始まりから終わりまでの斜めの長さではないことに注意。

蹴込み

蹴込み(けこみ)は上の段の段鼻の位置よりも奥にある段板の奥行きのことです。

蹴込み大きければいいというわけではなく、急な階段の場合、上がる時にあれば足を乗せるところが広くなって上がりやすくなる反面、次の段の鼻の出に足が当たり躓きやすい場合があります。

鼻の出

段鼻より蹴込み板までの水平距離のことです。あまりに長いと上述の説明のように躓きリスクになります。3cm以下になるように施工するのが一般的です。

階段幅

階段の有効幅です。原則として桁や手すりを除いて有効な長さを指します。
建築基準法同施行令では75cm以上確保することが決まっています。

ただし階段及びその踊場(おどりば)に手摺及び階段の昇降を安全に行う為の設備でありその高さが50cm以下のものが設けられた場合、階段幅は手すり等の幅10cmを限度として無いモノとみなして算定できます。様々な言葉が出てきましたが、一つ上の図面的な知識を身に着けたい方はこちらを参照ください↓↓

最後に・・・

いかがでしたか?一口に階段と言っても様々な種類形状位置が考えられます。理想の家造りのためにもメリット・デメリットを考慮の上検討していきたいですね!!。

家族構成、間取りや予算、建てたい家のイメージなどによって最適解は変わってきます。

まずはスタイルカーサのヴィラバカンス浜名湖モデルに来場してモデルハウスの見学から始めるといいかもしれません。デザイン性の高い鉄骨階段と箱階段、そして階段なしの平屋を見学できます。

スタイルカーサで理想の住宅計画をたてましょう!!

予約来場をお待ちしております!

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