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住まいのコラム

地震に強い家とは?


地震に強い家とはなんでしょう?

新築をするにあたって理想の生活をイメージするのですが、それは安全性が保たれた家であることが大前提です。

とはいえ現在建築基準法は改正を重ね震度5程度の地震では影響を受けず、震度6~7の地震でも倒壊しないような家でなければ家を建てることが出来ないようになっています。

さらに度々の震災を受け木造住宅に置いては地盤に応じた設計や、耐力壁等の適切な配置等それをより強化する対応が義務付けられました。そこからどこまで地震に対する安全性を求めるかでかかるコストが変わってきます。地震に強い家の考え方とその種類について解説していきます。

地震に強い家の基本、耐震とは?

耐震とは、建築基準法で定められた地震に強い家の基本となります。

柱や梁、耐力壁と呼ばれる壁や基礎など、建物を頑丈にして地震の揺れに耐える住宅構造のことを指します。建築基準法では耐震基準と呼ばれ、この耐震性能が改正され最低限の耐震基準というものが求められています。

耐震性能にも種類がある

こちらが、まずこのコラムのポイントであるどこまで地震に対する安全性を求めるかの一つ目のポイントとなります。耐震性能の確認には次の3通りの方法があります

■壁量計算

建築基準法で定められている最も一般的な計算方法。特別説明が無ければこの計算方法を採用されていると考えていいでしょう。地震や台風などの横の力でたてものが倒れないかを検証する簡易的な計算方法です。

計算書はA3の紙1枚程度です。

■性能表示計算

耐震等級の2や3を取得するために、壁量計算に加えて床と屋根倍率の確認と、床倍率に応じた横架材接合部の確認を検証した計算方法です。

壁量計算に加えて梁などの接合部がどのようになっているかなどのチェックがあり、少し詳しくなったものです。

■構造計算 上記の分野をすべて緻密に調べる計算の事です。実は家を建てる時に構造計算というものは義務付けられていないのです。そもそもこの構造計算とはとても難しく、

計算書としてはA4の紙数百枚にもなります。そのため実際には構造計算を行う場合でもハウスメーカーや工務店が行わず、第三者機関に依頼して行います

耐震基準が高くなったことによる弊害


構造計算は調べることも多く時間もコストもかかります。

さらに家が完成してしまえば外からでは見えない柱や基礎、接合部という構造部分に関しては理想の家に近づけるためにコストダウンを図ることが多くあります。

耐震基準が簡単な計算により、一定に保たれている半面、難しい分野であることから最低限の耐震性能を有していれば「なにもしなくても十分に強い家なので大丈夫です」という説明で納得してしまうことも多くあり、決して嘘ではないのです。

しかしあくまで最低限の基準であることを覚えておきましょう。

地震に強い家の基準となる耐震等級

それではどうやって地震に強い家を見分ければよいのでしょうか?

一つの基準として耐震等級という基準があります。この耐震等級は1~3まであり、耐震等級1というのが上記の建築基準法を満たす最低ラインの基準です。

最高ランクは耐震等級3で、耐震等級1の1.5倍の強度を指します。耐震等級3とは防災拠点となる消防署や警察署に採用される基準と同等のものとなります。

同じ耐震等級3の家でも構造計算をしているのか壁量計算で確認したかで大きな差があります。

もちろん構造計算を行った上で、取得した耐震等級3というのが最高ランクでより信頼性の高い耐震等級の表示となります。ある一定の地震には耐震等級1の地震でも耐えることが出来ますが、平成28年の熊本地震では長期優良住宅を取得した建物でさえも倒壊したものがありました。

構造計算と耐震等級

地震に強い家を目指すためには「どのような計算でなにを目指すか」が指標となります。

現時点でより安全性の高い家というのは「構造計算を行った耐震等級3の家」となります。家とは家族の命を守る場所でなければいけません。改めて新しい家づくりをする上でどこまで安心、安全を考えるかを考えてみてください。

耐震と制振

ここまで耐震の性能についてご紹介してきました。

耐震とはあくまで地震などの外的な力から耐える性能の事を指します。

耐震性能が高いだけだと耐えることはできても家の内部は損傷していることがあります。文字通り耐えることはできたとなります。制振構造とは建物の壁の中に揺れを吸収する装置を組み込んだものです。

これはもともと3~5階建てのマンションで採用されることが多かったものですが近年住宅にも様々な制振装置が採用されることが多くなってきました。家の耐震性を確保し、さらに制振装置が揺れを吸収することで、建物が揺れに耐えたときに建物の損傷も防止することができます。

さいごに

いろいろな住宅会社で様々な構造で家は建てられています。

○○の構造なので地震に強いというわけではありません。

どのような構造の家に置いても構造計算で耐震等級3を取得するための基準はそれぞれあります。

極端な話ではありますがどのような構造で家を建てても、構造計算を行った耐震等級3の家であれば同じ強さの家なのです。今検討されている会社がどのように耐震と向き合っているかを改めて確認してみましょう。

また、コストと切っても切り離せられないものです。耐震等級を下げれば、構造計算をしなければ内装がよりグレードを上げられるとなった時に改めてどちらを優先すべきか考えて頂き、その基準として読んで頂ければと思います。

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